三井金属グループ

MIM(金属粉末射出成形)

複雑形状の金属部品を、
切削よりも低コストで量産したい。
その課題を解決する工法が
金属射出成形(MIM)です。

MIM(金属粉末射出成形)とは複雑形状・量産向け精密金属部品

金属粉末を原料とした粉末冶金法の一種で、複雑形状の部品を高精度・高強度量産することができる部品の製造法。
難加工材であるステンレスに対応可能で、加工レスによるコストダウンにつながります。

当社の強み-MIM化検討から量産まで一貫対応-

金型内製化による低コスト・短納期低コスト・短納期を実現します。簡易試作型にも対応しています。
最短1ヶ月で納品します。

豊富な材質ラインナップステンレスを中心に幅広いラインナップを取り揃えております。
特に純銅、純アルミは対応できるメーカーが限られる材質になります。表にない材質にも積極的にトライしていくので、是非ご相談ください。※当社の対応可能材質は、下記表を御覧ください。

技術対応力ゲート(注入口)や押出ピン(EP)、パーティングライン(PL)など、MIMに適した仕様をご提案致します。用途、必要特性に応じて、経済的な材質もご提案致します。当社は既存のお客様のリピート率が高いことも特徴の一つになります。対応にご満足いただけると確信しています。

少量多品種にも対応数百個/月やロット単位の少量製品もご対応致しますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。

金型不要の試作対応も可能早急に試作品の形状を見たいというご要望があれば、1個の試作対応も可能です。

MIM化の事例(VA・コスト改善例)

ネジ形状の型形状出し(加工レス)

雄ネジだけでなく、雌ネジにも対応できます。

雄ネジ

成形体(型取出し後)

焼結体

雌ネジ

成形体(型取出し後)

焼結体

曲面形状の型出し

加工では困難な曲面も問題なく成形できます。

事例1

事例2

装飾用途

高密度で巣が少なく、表面処理(研磨・メッキ処理など)を施すことで、装飾品としてお使いいただけます。

焼結体

表面処理済み

エッジの精度向上

金型の型割をうまく使うとエッジを出すことができます。
ロストワックスに比べて、鋭角に作ることができます。

ロストワックス

MIM

文字の彫り込み

文字の彫り込みは凹文字だけでなく、凸文字も金型なら容易に作製できます。

凹文字

凸文字

MIMの特徴
-なぜ複雑形状・量産に
向いているのかー

複雑形状

プラスチック射出成形と同じ成形方法で、複雑な形状を形作ることができるため、一度の成形で、
最終製品に近い形状(ニアネットシェイプ)が得られます。
インサート技術の応用により、中空、アンダーカット形状にも対応可能です。

高精度

一般公差は±0.5%と精密鋳造(±1.0%)、よりも高精度を達成できます。
表面粗さはRa3.2以下で、微細原料の使用や、後加工により更に改善が可能となります。

高強度

相対密度が95%以上と高密度のため、溶製材同等の機械強度が得られるため、スムーズに工法を
置き換えられます。

量産

金型を用いる製法のため、大量生産に向いています。
数十万個/月も対応できます。

難加工材

ステンレス、超合金などの難加工材質でも加工工程を省略することによりコストダウンに
つながります。

※当社の対応可能材質は、下記表を御覧ください

対応可能材質

分類 材質 引張強度
(MPa)
伸び
(%)
硬さ 特徴
ステンレス SUS304L 580 59 HRA44 高耐食性
SUS316L 540 48 HRA40
SUS420J2 1700 1 HRC45 高強度
耐食性
SUS440C 1800 2 HRC58
SUS630 1300 16 HRC40
鉄系 Fe 700 HRC54 磁性材
Fe-2Ni-C 1200 HRC59 構造用鋼
SKD11 1750 2 HRC60 工具鋼
その他 Kovar HRA40 低熱膨張
Inconel718
(上:常温,下:500℃)
820
700
0.3
0.7
耐熱合金

上記表に記載のデータは、実測値ですが、保証値ではありません。
製品密度や熱処理条件により変わるので、参考値とお考え下さい。
また、表に記載のない材質でも対応可能なものがありますので、ご相談ください。

採用分野

幅広い分野での使用実績があります。

自動車、産業機器、医療、住宅設備、通信機器、OA機器、装飾品、電動工具、ミシン、ヒートシンク

MIM化のメリット(他工法との違い)

工法 課題 MIM化メリット
ダイカスト ・強度不足
・耐熱性の低さ
・鉄やSUS系に材質変更することで、強度・耐熱性が向上
・同じような金型構造が取れるため、複雑形状部品でも置換可能
ロスト
ワックス
・寸法精度の低さ
・後加工が必要
・使用数の増加
・寸法精度の向上による後加工の省略でコストダウンが可能
・大量生産に対応可能で、コストダウンにもつながる可能性あり
プレス加工 ・複数部品の組立 ・一体成形の工程削減でコストダウン
切削 ・加工点数の多さ
・使用数の増加
・ニアネットシェイプにより加工箇所を削減し、コストダウンが可能
・大量生産に対応可能で、コストダウンにもつながる可能性あり
粉末冶金 ・強度不足
・溶接強度の低さ
・気密性の低さ
・切削加工部の低さ
・高密度なため、強度・気密性向上
・複雑形状を金型で形状出しできるため、加工箇所の削減になりコストダウンが可能

MIM化できるか分からない段階でも構いません。
図面・用途ベースでご相談ください。

MIM化・VA/VEの相談する

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